自民党の
政治とカネの
問題をめぐり、
立憲民主党など野党5
党は、
真相究明に
向けて
引き続き旧安倍派の
会計責任者の
国会への
参考人招致を
求めることを
確認したうえで、
与党側が
応じない
場合は、
衆議院予算委員会での
議決も
検討することで
一致しました。
自民党の政治とカネの問題をめぐり、野党側は、有罪判決が確定した旧安倍派の会計責任者の国会への参考人招致を求めていて、与野党で協議が続いています。
こうした中、23日午後、立憲民主党、日本維新の会、国民民主党、共産党、れいわ新選組の5党の国会対策委員長らが会談し、今後の対応を協議しました。
協議では、衆参両院の政治倫理審査会での議員の弁明と、旧安倍派の会計責任者の裁判での証言が食い違っているため、会計責任者の説明を聞く必要があるとして、引き続き参考人招致を求めることを確認しました。
そのうえで、与党側が賛成しない場合は、野党が多数を占める衆議院予算委員会で招致を議決することも検討する方向で一致しました。
野党側は、24日の予算委員会の理事会でこうした考えを与党側に伝えることにしています。
立憲民主党の笠国会対策委員長は記者団に対し、「旧安倍派の『裏金問題』の大事な部分をすべてわかっているのは会計責任者だ。来年の通常国会を円満な形で迎えるためには招致が必須だ」と述べました。