南米ペルーの大統領選挙はアルベルト・フジモリ元大統領の長女、ケイコ・フジモリ氏が敗北を宣言し、急進左派のペドロ・カスティジョ氏の勝利が確定しました。
ペルーの大統領選は先月6日に決選投票が行われ、カスティジョ氏が約4万4000票の僅差で上回っていました。
しかし、ケイコ・フジモリ氏が不正があったと主張し、約1カ月半も勝者が決まらない異常事態となっていました。
選挙管理当局は今月19日、カスティジョ氏が勝利したと発表し、ケイコ・フジモリ氏は記者会見で敗北を認めました。
ただ、カスティジョ氏の勝利については非合法的な方法だったと主張しています。