ジンバブエ東部の宗教施設で14歳の少女が先月、出産中に死亡したとされる出来事をめぐり、国連(UN)は7日、同国における未成年者の強制結婚を非難しました。
国連は、キリスト教系の教会で出産中に死亡したメモリー・マチャヤ(Memory Machaya)さんについて、死をもたらした「周辺環境を深く懸念し、強く非難する」と表明。未成年者の結婚を含め、女性と少女への暴力がジンバブエでまん延している事態を、「誰も責任を取らずに続けることはできない」と指摘しました。
少女の死をめぐり、ソーシャルメディアや子どもの権利保護団体の間で怒りの声が広がっており、警察に対処を求める署名も5万8000筆近く集まっています。警察は週末、捜査に乗り出したことを明らかにしました。