新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、今月8日に閉幕した東京オリンピックは、都内をはじめとするほとんどの会場が無観客での開催となり今月24日に開幕する東京パラリンピックの観客の扱いが焦点となっていました。
開幕まで8日となった16日、IPCのパーソンズ会長が来日しパラリンピックの観客の扱いについて話し合う組織委員会とIPC、政府、東京都の4者による会談が開かれました。
その結果、パラリンピックは緊急事態宣言が出されている東京・埼玉・千葉に加え、政府に緊急事態宣言を出すよう要請している静岡も含めて、すべての競技会場で、原則として無観客で開催されることが決まりました。
一方で、学校連携観戦チケットによる子どもたちの観戦については教育的な意義を重視して安全対策を講じたうえで、1都3県でいずれも実施するということです。
東京大会はほとんどの会場が無観客となったオリンピックに続いてパラリンピックも観客を入れずに開催される異例の形となります。