韓国で人口の高齢化が進み、「超高齢社会」に突入したことが分かりました。24日に発表された公式の統計で、人口全体に占める65歳以上の割合が初めて20%を超えました。
韓国政府の行政安全部が発表した最新データによると、総人口5100万人に対し、65歳以上の人口は1024万人に上っています。
国連の基準では、65歳以上の割合が7%を超えると「高齢化社会」、14%を超えると「高齢社会」、20%を超えると「超高齢社会」に分類されます。
韓国では近年少子化が目立ち、昨年の合計特殊出生率(1人の女性が生涯に産む子どもの推定人数)が世界最低水準の0.72まで下がりました。
一方、最新データによれば女性の22%、男性の18%を65歳以上が占めています。