日本自動車販売協会連合会などの業界団体のまとめによりますと、昨年度、最も販売台数が多かったのは、トヨタ自動車の小型車「ヤリス」で20万2652台でした。2位はホンダの軽自動車「N-BOX」で19万7900台、3位はスズキの軽自動車「スペーシア」で14万5319台でした。
昨年度は公共交通機関ではなく車で移動したいという需要も多く、安全機能を備え車内のスペースを広くした車が支持されました。
また、販売台数の上位10車種のうち、トップのヤリスを含めた5つの車種がハイブリッドモデルがある車で、車の電動化を反映する形となっています。
このほか、同じく上位10車種のうち軽自動車が5車種を占め、維持費の安さなどから根強い人気を示しています。
一方、EV=電気自動車で最も売れたのは日産の「リーフ」の9491台、EV全体の販売台数は1万4300台余りでした。