前の
知事の
辞職に
伴う福岡県知事選挙は、11
日投票が
行われ、
元副知事の
服部誠太郎氏が
初めての
当選を
確実にしました。
福岡県知事選挙は、早いところでは開票が始まっています。
選挙管理委員会からの発表はまだありませんが、NHKの事前の情勢取材や、投票を済ませた有権者を対象に行った出口調査では、自民党や立憲民主党などが推した元副知事の服部誠太郎氏が、相手候補を大きく引き離して極めて優勢です。
また、選挙期間中の9日間、16か所の投票所で期日前投票を行った有権者8430人を対象に行った調査でも服部氏が上回り、今後順調に得票を伸ばすと見込まれることから初めての当選が確実になりました。
服部氏は、北九州市出身の66歳。
福岡県の福祉労働部長などを経て副知事を9年半務め、がんの治療を続ける小川前知事が辞職するまで支えました。
10年ぶりに新人どうしの争いとなった選挙戦で、服部氏は、小川県政の継承を掲げ、新型コロナウイルス対策などを着実に進めていくと訴えました。
そして、推薦を受けた各党の支持層に加え、特定の支持政党を持たない無党派層からも幅広く支持を集めて、初めての当選を確実にしました。
福岡県で県職員出身者が知事になるのは初めてです。