カブス 今いま永ひさし昇のぼり太ふとし 大リーグだいり-ぐ移籍いせき後ご最多さいた11奪だつ三振さんしん 14勝しょう目め

カブスは本拠地ほんきょちのシカゴでアスレティックスと対戦たいせんしここまで13勝しょう3敗はいと好調こうちょうを維持いじしている今いま永ひさし投手とうしゅは中ちゅう5日にちで先発せんぱつ登板とうばんしました。

今いま永ひさし投手とうしゅはプレーボール直後ちょくごの先頭せんとうバッターに初球しょきゅうを打うたれていきなりスリーベースヒットを許ゆるしましたが、続つづくバッターからは低ひくめの変化球へんかきゅうで三振さんしんを奪うばうなどタイムリーは許ゆるさずランナーをくぎ付くぎづけにし1回かいを無む失点しってんで切り抜きりぬけました。

カブス打線だせんはそのウラ、ツーアウトから3番ばん・指名しめい打者だしゃで出場しゅつじょうした鈴木すずき誠まこと也選手せんしゅがレフト前まえに運はこび7試合しあい連続れんぞくヒットで塁るいに出でたあと後続こうぞくのバッターのタイムリーヒットで先制せんせいのホームを踏ふみました。

さらに2回かいは打者だしゃ8人にんとつながって一挙いっきょ5点てんを奪うばうなど序盤じょばんに6対たい0とリードを広ひろげました。

援護えんごをもらった今いま永ひさし投手とうしゅは3回かい、ツーランホームランで2点てんを失うしないましたが、後続こうぞくのバッターは低ひくめの変化球へんかきゅうと高たかめの速球そっきゅうも生いかして3者しゃ連続れんぞくで三振さんしんを奪うばいました。

その後そのごは持ち味もちあじの高低こうてい差さを生いかしコーナーも鋭するどくついて三振さんしんを積み上つみあげ、6回かい2失点しってんでマウンドを降ふり大リーグだいり-ぐ移籍いせき後ご、自己じこ最多さいたを更新こうしんする11個この三振さんしんを奪うばいました。

球たま数すうは99球きゅう打うたれたヒットが5本ほん、フォアボールが2つ、防御ぼうぎょ率りつは3.03となりました。

また、今いま永ひさし投手とうしゅは今こんシーズンの投球とうきゅう回数かいすうが166回かいと3分ぶんの1イニングとなり、シーズンの規定きてい投球とうきゅう回かい「162」に到達とうたつしました。

試合しあいはカブスが9対たい2で勝かち今こん永ひさし投手とうしゅが14勝しょう目めをマークしました。

また、鈴木すずき選手せんしゅはこの試合しあい5打数だすう3安打あんだの固かため打うちで、打率だりつが2割わり7分ふん8厘りんに上あがりました。

石井いしい一久かずひさの左ひだりピッチャー最多さいた記録きろくに並ならぶ

自身じしん5連勝れんしょうで今こんシーズン14勝しょう目めをあげた今いま永ひさし投手とうしゅは、プロ野球やきゅう・DeNA時代じだいの2019年ねんに記録きろくした13勝しょうを超こえ、大リーグだいり-ぐで自己じこ最多さいたとなる勝ち星かちぼしをあげました。

また、シーズン14勝しょうは大リーグだいり-ぐの日本にっぽん選手せんしゅでは2002年ねんに当時とうじドジャースの石井いしい一久かずひささんがマークした左ひだりピッチャーの最多さいた記録きろくに並ならびました。

今いま永ひさし投手とうしゅがこれまでどおり中ちゅう5日にちの間隔かんかくで登板とうばんすれば、今こんシーズンあと2回かい先発せんぱつのマウンドに上あがると予想よそうされ、記録きろくの更新こうしんも期待きたいできます。

さらに、大リーグだいり-ぐ1年ねん目めの日本にっぽん選手せんしゅの最多さいた勝利しょうり記録きろくは2012年ねんに当時とうじレンジャーズのダルビッシュ有ゆう投手とうしゅと2016年ねんに当時とうじドジャースの前田まえだ健太けんた投手とうしゅがそれぞれマークした16勝しょうで、この記録きろくに並ならべるかも注目ちゅうもくです。