地区優勝へのマジックナンバーを「8」としているドジャースは18日、相手の本拠地マイアミでマーリンズと対戦し大谷選手は1番・指名打者で先発出場しました。
前の試合で今シーズン48号のホームランを打った大谷選手はプレーボール直後の1回の第1打席で、150キロを超えるインコースの速球を詰まりながらもレフト前に運び2試合連続のヒットで塁に出ました。
大谷選手は次のバッターの初球で今シーズン49個目となる盗塁を成功させ、このあとキャッチャーの送球がそれた間に三塁まで進みました。
3回の第2打席はインコースの変化球を打ってショートフライ、4回の第3打席は見逃し三振、7回の第4打席は鋭い当たりを見せたもののライトライナーでした。
ドジャースが6対3とリードして迎えた8回には2点を追加し、なおも2アウト一塁二塁のチャンスで大谷選手に打席が回りましたが、低めの変化球に空振り三振となりました。
大谷選手は5打数1安打で盗塁1つをマークし、大リーグ史上初のホームラン50本、50盗塁の「50-50」達成までレギュラーシーズン残り10試合でホームランがあと2本、盗塁は残り1つに迫りました。
試合はドジャースが8対4で勝ちました。
地区優勝へのマジック「7」に
ドジャースが所属するナショナルリーグの西部地区は18日、上位の3チームがいずれも勝ったためゲーム差は変わらず、首位のドジャースと2位のパドレスが3.5ゲーム差、3位のダイヤモンドバックスが6ゲーム差となっています。
ドジャースの今シーズンの残りは10試合で、となりました。
24日からは本拠地のドジャースタジアムでドジャースとパドレスの3連戦が行われることになっていて、ドジャースはここで勝ち越せば3年連続の地区優勝に大きく近づき、パドレスは3連勝すれば逆転での地区優勝も見えてくる大事な3連戦になります。
また、ドジャースはこの日勝ったことで今シーズンの勝ち星を90に伸ばし、ワイルドカードも含めたプレーオフ進出へのマジックを「1」としました。
19日以降、1試合でも勝てばその時点でチームとしては12年連続のプレーオフ進出が決まり、大谷選手にとっては大リーグ7年目で初めてのプレーオフとなります。