米航空宇宙局(NASA)が民間企業が収集した月の石や粉塵を購入する意向を示しています。
NASAは今月10日に公式な要請を発表し、50~500グラムのサンプルについて支払いを行う用意があるとしています。画像や収集したサンプルを提供し、完全な所有権をNASAに移すことで全額が支払われます。
NASAは2024年までにこうした岩石類が収集されることを希望しています。対象は全世界の企業としています。
宇宙での科学技術に関する民間部門の投資を促すことで、科学や宇宙探査の取り組みを税金だけで達成することができる以上に推し進めたい考え。
国や事業者が地球外の資源を所有したり売却したりすることができるはずなのかどうかという考え方は国際法の中で熱く議論されています。