大規模な噴火と津波による被害を受けたトンガで、国際通話などの通信が一部、復旧したと通信会社が発表しました。
太平洋地域で通信事業を展開する「デジセル」は19日、大規模な噴火のあったトンガ国内で、利用できなくなっていた国際電話サービスが再開したと発表しました。
トンガでは、国際通信を担う海底ケーブルの損傷で、電話やインターネットがつながらない状態が続いていましたが、衛星を使った回線により通信を復旧させたということです。
一方、損傷したケーブルの修復には少なくとも4週間はかかるとみられていて、インターネットなどの通信の完全な復旧には、まだ時間がかかる見込みです。