アメリカ・フロリダ州で疫病などによりオレンジが第二次世界大戦以来の不作となっていて、オレンジジュースなどの価格が高騰しています。
アメリカ農務省は、今シーズンのフロリダ州のオレンジ出荷量は4450万箱との見通しを発表しました。
これは1944年のシーズン以来の低い水準です。
オレンジの名産地であるフロリダでは、「シトラス・グリーニング」という疫病の影響で実が小さく、なるオレンジの数も減っているということです。
供給が需要に追い付かずアメリカの冷凍オレンジジュースは先物価格で2年前と比べて50%以上値上がりしています。
またブラジル産のオレンジも記録的な干ばつで打撃を受けていて、世界的にオレンジジュースの価格が上がっているということです。