無症状の
人向けの
新たな
都の
療養施設は、
東京オリンピック・パラリンピックでPRのために
使われた
千代田区の「
東京スポーツスクエア」に
開設されます。
今回、350床を用意し、原則として無症状で、同居する家族などに感染を広げるおそれがある人を受け入れます。
施設では個人の部屋が割り当てられますが、タブレット端末やテレビが置かれた共有スペースを利用できるほか、テレワークなどで使えるよう、電話ボックスほどの大きさの1人用のブースも用意されています。
23日は、25日からの運用開始を前に、小池知事が視察に訪れ、担当者から説明を受けました。
都は来月上旬には追加の施設の運用を始めて、合わせて1000床まで拡充する方針で、家庭内での感染拡大を防ぐ対策を強化していくことにしています。
視察のあと小池知事は記者団に対し、「さまざまな工夫をしながら、皆さんに安心してもらえるスペースを確保している。自宅に子どもや高齢者がいる無症状の人などに活用してもらいたい」と述べました。