アメリカのCDC(疾病対策センター)が公表した暫定値によりますと、去年、アメリカで生まれた赤ちゃんは366万1220人で、2021年と比べて3000人減りました。
2021年は、先送りしていた出産を実現する動きが広がり7年ぶりに出生数が増えましたが、再び減少へと転じました。
年代別では出産の高齢化によって35歳以上の出生率が上昇傾向である一方で、10代から20代前半の出生率は過去最低となりました。
また、人種別にみると白人の出生数は前の年から3%減ったものの、アメリカ全体の半分を占めて最も多く、次いで多かったヒスパニック系は全体の25%を超えました。