ボサノバの名曲、「イパネマの娘」を歌い、「ボサノバの女王」として知られたブラジル出身の歌手アストラッド・ジルベルトさんが亡くなりました。83才でした。
アストラッドさんの孫、ソフィアさんが5日、自身のSNSに「私の祖母が星になり、祖父の元へ旅立ちました」などと投稿し、アストラッドさんの死を伝えました。
アストラッドさんは、1959年に「ボサノバの父」と呼ばれたジョアン・ジルベルトさんと結婚し、その後アメリカに渡りました。
1964年にはアルバム「ゲッツ/ジルベルト」に参加し、英語で歌った「イパネマの娘」が大ヒット、翌年にはグラミー賞を受賞しました。
「イパネマの娘」はボサノバの名曲として知られ、ビートルズの「イエスタデイ」に次いで世界でカバーされた曲とも言われています。