フランスで年金改革に反対する14回目の大規模デモが実施されました。ただ、参加者は最も少なく、運動は下火になっています。
フランスの年金改革法は、受給開始年齢を62歳から64歳に引き上げることを柱としていて、4月に公布されました。
フランス内務省によりますと、6日、全土で約28万人がデモに参加したということですが、これは14回のデモのうち最少です。
参加者:「もしデモをやめることになっても、怒りは人々の心に残っていくことでしょう。(抗議は)終わりません。決して諦めません。あまりに不公平です。私は退職していますが、子どもや働いている人のことを考えます」
一部の労働組合は「この形での最後のデモだ」としていて、5カ月以上にわたった大規模な抗議運動は終わろうとしています。