子どもののどに食べ物が詰まる事故が続いています。消費者庁が調べると、亡くなった子どもの70%が2歳以下でした。母乳やお菓子のほかに、りんごやぶどうなども原因になっています。
医者の山中龍宏さんによると、子どもは、口の中に食べ物があるときに、泣いたり声を出したりして、食べ物を息と一緒に吸ってしまうことがあります。
しかし、のどに詰まったことが、周りの人にはすぐわからない場合があります。山中さんは「食事をしていた子どもの泣く声がしなくなったり、顔の色が悪くなったりしたら、のどに詰まったかもしれないと考えてください」と話しています。
子どもが「遊びながら食べないこと」、「食べ物を口に入れたまま話をしないこと」が大事です。食べている子どもがびっくりすることを、周りの人はしないでください。