フランス南東部の公園で幼児ら6人が刃物で襲われ、5人が重体となっています。襲った男は確保されましたが、動機は分かっていません。
8日朝、観光地として知られるフランス南東部アヌシーの湖のほとりにある公園で、1歳から3歳の幼児4人と成人2人が相次いで刃物を持った男に襲われました。そのうち、幼児4人と78歳の男性が重体となっています。幼児にはオランダ人とイギリス人も含まれていました。
襲った男はその場で身柄を確保されました。
フランスメディアは、男がスウェーデンで難民認定を受けたシリア国籍の31歳で、犯行時「キリストの名において」と口にしていたと報じています。
検察によりますと、テロの兆候はなく、精神疾患や薬物などの使用も確認されていないということで、動機は分かっていません。