世界の
自動車メーカーの
去年1年間の
販売台数が
発表され、トップは
2年連続でドイツのフォルクスワーゲンで、
日産自動車のグループが
2位となり、
トヨタ自動車は
3位に
後退しました。
各社の
発表によりますと、
去年1年間の
販売台数は、
2年連続でトップとなったドイツのフォルクスワーゲンはグループ
全体で
前の
年より
4.
3%
多い
1074万1500台。
2位の日産とフランスのルノーのグループは、傘下の三菱自動車工業を含めておよそ1060万台でした。
前回2位だったトヨタは、グループのダイハツ工業や日野自動車を合わせて2.1%多い1038万6000台となり、3位に後退しました。
このうち、日産のグループは去年上半期の販売台数で初めて首位になりましたが、その後、国に義務づけられた車の検査で不正が発覚し、国内の工場で一時、生産停止に追い込まれた影響で、結局、トップには立てませんでした。
一方、トヨタは、主力の北米市場で販売が振るわなかったほか、世界最大の自動車市場・中国でほかの2つのグループに比べて販売台数が増えず、おととし、5年ぶりに首位の座を明け渡したのに続き、さらに順位を落とす形となりました。