宮城県と山形県の間にある蔵王山という山では、1月28日から火山の活動が原因の地震が続いています。山の頂上の南側が膨らんでいることもわかりました。
気象庁は30日、これから小さい噴火があるかもしれないと考えて、蔵王山の「噴火警戒」のレベルを2に上げたと言いました。
噴火の可能性がある場所から1.2km以内では、噴火のときに飛んでくる大きな石に気をつけるように言っています。
この場所から4kmの所にあるスキー場では、いちばん高い所へ上がるリフトの運転をやめました。樹氷などの景色を見に行くツアーも、山の上までは行かないことにしています。