経済産業省は、火力発電で石炭を燃やす際に混ぜると二酸化炭素の排出量を減らせる「アンモニア」の導入を目指し、2030年に使用量を年間300万トンとする目標をとりまとめました。
アンモニアは火力発電で石炭を燃やす際に燃料として混ぜると二酸化炭素の排出量を減らせることから政府は、2030年までにその技術を実用化しようとしています。
経済産業省は8日、国と民間の協議会で、2030年の火力発電でのアンモニアの使用量を年間300万トンとする目標をとりまとめました。アンモニアを20パーセント混ぜて燃やした場合、二酸化炭素排出量をおよそ4000万トン、国内の電力部門の排出量のおよそ1割を削減することができるということです。