新型コロナウイルスのワクチン
接種が
始まるのに
合わせて、
衆議院予算委員会では
集中審議が
行われます。
接種の
スケジュールや、
副反応への
対応などをめぐって
論戦が
交わされる
見通しです。17
日の
集中審議は、
菅総理大臣と
関係閣僚が
出席して
行われます。
与党側は、ワクチン接種の今後のスケジュールをどう想定しているのかを聞くとともに、安全性や有効性に対する国民の理解は欠かせないとして丁寧な情報提供を行うよう求めることにしています。
一方、野党側は、海外で起きている副反応などに関する情報提供が不十分で、このまま接種が進めば国民が混乱するおそれがあると政府の対応を追及することにしています。
また、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森会長の辞任表明を受けた後任候補の選定をめぐる透明性確保に向けて、政府としてどう対応するのかただす方針です。
一方、新年度予算案の審議をめぐっては17日の委員会で、採決の前提となる中央公聴会を来週24日に開催することが議決される見込みです。
与党側は、年度内の成立に向けて、来月初めには衆議院を通過させたい考えで、採決日程をめぐって与野党の協議が行われる見通しです。