厳しすぎる学校の規則が問題になっています。東京都の教育委員会は去年4月、都立高校などに6つの規則がある場合は、生徒や親などと一緒に必要かどうか考えるように言いました。例えば、下着の色の規則や髪を黒くする規則などです。
その結果、全部の学校が今年4月から、5つの規則をやめると決めました。髪の色や毛がまっすぐではないことを証明する書類を出す規則は、続ける学校があります。
東京都の教育委員会は「生徒たちが自分たちの学校の規則について考えることは、社会に参加する気持ちを育てる教育になります」と話しています。