Japanese News: 地震被害の東北雪崩や土砂災害など十分注意北海道は雪強まる

地震じしん被害ひがいの東北とうほく雪崩なだれや土砂どしゃ災害さいがいなど十分じゅうぶん注意ちゅうい北海道ほっかいどうは雪ゆき強つよまる

Mar 19, 2022 18:03

Furigana

発達はったつ中ちゅうの低てい気圧きあつの影響えいきょうで、地震じしんで被害ひがいを受うけた東北とうほくの太平洋たいへいよう側がわでは昼ひるごろにかけて雪ゆきや風かぜが強つよまりました。

揺ゆれの強つよかった地域ちいきでは引き続ひきつづき、雪崩なだれや土砂どしゃ災害さいがいなどに十分じゅうぶんな注意ちゅういが必要ひつようです。

一方いっぽう、北海道ほっかいどうの太平洋たいへいよう側がわでは20日にちにかけて雪ゆきを伴ともなって非常ひじょうに強つよい風かぜが吹ふくおそれがあり、猛もう吹雪ふぶきによる交通こうつうへの影響えいきょうなどに警戒けいかいしてください。

気象庁きしょうちょうによりますと、三陸さんりく沖おきを北東ほくとうへ進すすむ発達はったつ中ちゅうの低てい気圧きあつの影響えいきょうで、地震じしんの揺ゆれで被害ひがいを受うけた東北とうほくの太平洋たいへいよう側がわでは昼ひるごろにかけて雪ゆきや風かぜが強つよまりました。

午後ごご5時じの積雪せきせつは、岩手いわて県けん宮古みやふる市しで18センチなどとなっています。

また、青森あおもり県けん八戸はちのへ市しで午前ごぜん8時半じはんごろに23.9メートル、宮城みやぎ県けん女川おながわ町まちで午前ごぜん5時じ前まえに23.8メートルの最大さいだい瞬間しゅんかん風速ふうそくを観測かんそくしました。

東北とうほくの雪ゆきや風かぜはピークをすぎましたが、このあと数すう時間じかん、雪ゆきを伴ともなって北きた寄よりの強風きょうふうが吹ふくところがある見込みこみで、片付かたづけなどにあたる方ほうは、決けっして無理むりをしないようにしてください。

強つよい揺ゆれに見舞みまわれた地域ちいきでは、地盤じばんが緩ゆるんだり積雪せきせつが不安定ふあんていになっていたりするため引き続ひきつづき土砂どしゃ災害さいがいや雪崩なだれなどに十分じゅうぶん注意ちゅういが必要ひつようです。

一方いっぽう、北海道ほっかいどうの太平洋たいへいよう側がわでは雪ゆきや風かぜが強つよまっています。

午後ごご5時じまでの3時間じかんに厚岸あつけし町まちの太田おおたで16センチ、根室ねむろ市しで15センチの雪ゆきが降ふるなど積雪せきせつが急きゅうに増ふえているほか、北海道ほっかいどうのえりも岬えりもみさきでは正午しょうごすぎ、3月つきとしては観測かんそく史上しじょう最もっとも強つよい33.8メートルの最大さいだい風速ふうそくを観測かんそくしました。

北海道ほっかいどうの太平洋たいへいよう側がわでは19日にち夜よる遅おそくにかけて大雪おおゆきとなるおそれがあり、さらに20日にちにかけて雪ゆきを伴ともなって非常ひじょうに強つよい風かぜが吹ふく見込みこみで、最大さいだい風速ふうそくは25メートル、最大さいだい瞬間しゅんかん風速ふうそくは35メートルと予想よそうされています。