米ハンバーガーチェーン大手「バーガーキング」は20日までに、ロシアでの営業停止を求めているものの同国で提携する事業運営者が閉店を拒否する事態になっていることを明らかにしました。
提携相手は実業家アレクサンドル・コロボフ氏で、800店の閉店を拒絶しました。同氏は日常業務の運営や管理の権限を保持しているということです。
バーガーキングの親会社「レストラン・ブランズ・インターナショナル(RBI)」がロシアでの合弁事業で握る持ち分は15%です。RBI国際事業部門のデービッド・シアー社長は公開書簡で、この持ち分を処理する手続きに着手し、即座に終えさせたい意向でしたが、現行の合弁事業協定の内容に基づきしばらく時間がかかることが明白になったとしました。