トルコで行われたロシアとウクライナの停戦交渉を受けてニューヨーク市場の原油は一時1バレル100ドルを割りましたが、その後、値を戻しています。
ニューヨーク市場の原油先物相場は29日の朝方、前日の清算値から7%近く値を下げ、12日ぶりに100ドルを割りました。
ロシアの軍事行動の縮小が報じられ、停戦交渉に進展の兆しが見えたためとみられています。
しかし、ロシアの発言を懐疑的にみる動きや供給の回復には時間がかかるだろうとの見方も強まり、最終的には前日より1ドル72セント安い104ドル24セントを付けました。
ダウ平均株価も、前日より338ドル値上がりし、3万5294ドル19セントで取引を終えています。
ダウは4営業日連続の値上がりです。