東京都は、職員以外の人から新しい仕事の案を集めています。今年4月から行う仕事に、12の案を選びました。この中の2つは、3月に高校を卒業した長友愛理さんと安齋杏紗さんが考えました。高校生の案が選ばれたのは、初めてです。
長友さんの案は、コンピューターのAIを使ったカメラを駅に付けます。カメラが車いすやつえを使っている人を見つけて、駅の人がすぐに手伝いに行くことができるようにします。
安齋さんの案は、子どもたちにもっと外で遊んでもらうために動画を作ります。何もない公園でも楽しむことができる遊び方などをインターネットで紹介します。
長友さんは「駅が今よりも使いやすくなってほしいと思います」と話しました。安齋さんは「動画を見た子どもたちが外で遊んでいるところを見たいです」と話していました。