フィリピン・マニラ首都圏で、72歳の日本人男性が首や胸を刃物で刺され殺害されているのが見つかり、現地の警察は知人のフィリピン人の男を殺人などの疑いで逮捕しました。
フィリピン警察によりますと、マニラ首都圏のパシッグ市にある住宅で先月28日、この家に住むモリ・ヤスノリさん(72)と、義理の姪にあたる39歳のフィリピン人女性が血まみれで死亡しているのが見つかりました。
警察は、2日前の26日に2人を刃物で何度も刺して殺害したとして、姪の交際相手のクリスチャン・バルバル容疑者(32)を殺人などの疑いで逮捕しました。
付近の防犯カメラには、バルバル容疑者がモリさんの自宅に入っていき、その数時間後にテレビなどを持ち出す様子が記録されていました。
バルバル容疑者は容疑を認めているということで、警察は姪との交際をめぐるトラブルがあったとみて事件の詳しいいきさつを調べています。