東京大学などのグループは、牛肉の細胞から肉を作る研究をしています。今までに作った肉は食べることができませんでした。このためグループは、細胞を入れる液体を人が食べても大丈夫なように変えました。この液体を使って日本で初めて食べることができる肉を作りました。
できた肉は重さが2gぐらいで縦4.5cm、横2cmぐらいです。グループは、牛の筋肉の形を作ったと言っています。
29日に大学で、新しく作った肉を食べる会がありました。食べた人は「まだ牛肉と同じ味ではないかもしれません。でもおいしいと思いました」と話していました。
グループは、2025年には100gぐらいのステーキの肉を作りたいと考えています。