中国・上海での事実上のロックダウンが日本の自動車メーカーの国内工場の稼働に影響を与えています。
ホンダによりますと、SUV=多目的スポーツ車や軽自動車などを生産している三重県の鈴鹿製作所で今月、計画よりも3割程度生産を減らすということです。さらに、埼玉製作所の生産も1割程度減らすとしています。
事実上のロックダウンが続く中国・上海で物流が混乱し、部品調達が滞っていることや半導体不足が要因だとしています。
三菱自動車も上海のロックダウンの影響で愛知県の工場で今月11日から5日間操業を停止するほか、マツダやダイハツも今月、一部の国内工場で操業を取りやめるなど、影響が広がっています。