プロ野球のロッテの佐々木朗希投手は10日、「完全試合」をしました。完全試合は、投手が1人もランナーを出さないで最後まで投げて勝った試合で、プロ野球では28年の間ありませんでした。16人目になった佐々木投手は20歳5か月で、今まででいちばん若い年齢です。
佐々木投手は、時速160km以上の速いボールなどで13人から続けて三振を取って、新しい記録も作りました。佐々木投手は「緊張しませんでしたが、すごいことをしたんだなと試合のあとで思いました」と話しました。
佐々木投手は岩手県陸前高田市出身です。2011年の東日本大震災で家族が亡くなりました。陸前高田市の店では、お祝いの言葉をかいた紙を飾っていました。店に来た女性は「佐々木投手が頑張るとまちが元気になります。これからも応援します」と話していました。