気象庁によりますと、
大型で
強い台風1
号は、
午後1
時には
父島の
西北西100
キロの
海上を1
時間に35キロの
速さで
北北東へ
進んでいるとみられます。
中心の気圧は965ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルで中心の東側185キロ以内と西側150キロ以内では風速25メートル以上の暴風が吹いています。
この時間、台風は小笠原諸島に最も近づいていて、父島では午前8時40分すぎに46.5メートルの最大瞬間風速を観測し、1968年に統計を開始してから4月としては最も強い記録的な風が吹きました。
また、台風周辺の雨雲がかかり続け、小笠原村には土砂災害警戒情報が出されています。
猛烈な風・猛烈なしけに厳重警戒を
台風の
接近に
伴って、
小笠原諸島では
このあとも
風が
強い状態が
続き、
最大風速は40
メートル、
最大瞬間風速は55メートルと
夕方にかけて
猛烈な
風が
予想されています。
一部の電柱や住宅が倒壊したり建物の屋根などが飛んだりするおそれがあります。
また、台風から離れた伊豆諸島や関東の沿岸でも16日にかけて風が強く、最大風速は18メートル、最大瞬間風速は30メートルと予想されています。
海上はうねりを伴って波が高く、小笠原諸島で12メートルの猛烈なしけとなり、伊豆諸島や関東でもしけが続く見込みです。
大雨に警戒も
また、
このあと
数時間は1
時間に30
ミリ以上の
激しい雨が
降るおそれがあります。
16日昼までの24時間に降る雨の量は小笠原諸島の多いところで70ミリと予想されています。
気象庁は、暴風や高波、それに土砂災害に厳重に警戒するとともに、低い土地の浸水に警戒するよう呼びかけています。
落雷や突風にも注意が必要です。
風や雨が強い間は、頑丈な建物の中で安全を確保するようにしてください。
父島 半数程度で停電
小笠原村によりますと、
台風による
暴風の
影響で
父島では
午前6
時半すぎから1200
戸の
うち、
半数程度で
停電していて、
現在も
復旧のめどは
立っていません。
一方、午前11時の時点で暴風や大雨によるけが人などの情報は入っていないということです。
村では14日夜から避難所が開設されていて、午前11時現在、父島で20人、母島で5人が自主的に避難しています。
村は、雨風が強まっている時間帯は外出を控え、頑丈な建物などで安全を確保するよう呼びかけています。
銀河団中心部の高温ガスの流れ 国際研究グループが詳細観測
多くの銀河が集まる「銀河団」の中心部にある高温ガスの流れを詳しく観測することに、JAXA=宇宙航空研究開発機構などの国際研究グループが成功しました。研究グループは、銀河団が衝突や合体を経て膨張していく過程を示す証拠で、さまざまな天体の進化を理解する上で重要な手がかりとなるとしています。
Source: NHK
Feb 17, 2025 04:02