ロシア軍によるウクライナ東部への新たな攻撃が始まるなか、東部ルハンシク州の都市がロシア軍に制圧されました。
ロイター通信によりますと、東部ルハンシク州の高官は19日、ロシア軍がクレミンナ市を制圧したと発表しました。
ウクライナ軍は撤退したということです。
ロシア軍によるウクライナ東部での新たな攻撃開始以降、都市が制圧されたのは初めてとみられます。
また、南東部マリウポリではロシア軍による激しい空爆が続くなか、ウクライナ軍が抵抗を続けています。
ウクライナ軍は拠点となっているアゾフスタリ製鉄所には数百人の民間人が避難していますが、ロシア軍がバンカーバスター爆弾などで攻撃していると主張しています。
一方、ロシア軍は降伏を要求し避難ルートを設置したと発表しました。
ロシアの一部メディアによりますと、およそ120人の民間人が避難したということですが真偽は不明です。