21日になって住民と直接会って返却を求めたところ「入金されたお金は動かしている。もう元に戻せないし罪も償う」などと言われ、返却を拒まれたということです。
阿武町は給付金の回収に向けて警察や弁護士に相談しながら今後の対応を検討しているということで、花田町長は「痛恨の極みでこのような事態になったことを町民の皆さんに心からお詫びします」と話しています。
これは22日、阿武町の花田憲彦町長が会見して明らかにしました。
阿武町は今月8日に新型コロナウイルスの影響で生活が困窮している463世帯に対する給付金、合わせて4630万円を誤って1つの世帯の口座に振り込みました。
21日になって住民と直接会って返却を求めたところ「入金されたお金は動かしている。もう元に戻せないし罪も償う」などと言われ、返却を拒まれたということです。
阿武町は給付金の回収に向けて警察や弁護士に相談しながら今後の対応を検討しているということで、花田町長は「痛恨の極みでこのような事態になったことを町民の皆さんに心からお詫びします」と話しています。