調査会社の帝国データバンクは今月、食品や飲み物をつくっている105の会社に品物の値段について聞きました。
半分以上の54の会社が、1月から7月までに品物の値段を上げたか、上げる予定だと答えました。全部で6100種類の値段が平均で11%上がります。
小麦の値段などが高くなったため、カップめんやハム、冷凍食品などは、約2900種類が高くなります。料理に使う油の原料の菜種があまりとれなかったりして高くなったため、ドレッシングやマヨネーズなどは約1300種類が高くなります。円が安くなったりして輸入にお金がかかるため、ワインなどは約740種類が高くなります。
調査会社は「いろいろな原因があって値段が上がっています。これからも多くの食品や飲み物の値段が上がりそうです」と話しています。