アメリカ・ワシントンで22日、住宅街にいた4人が相次いで銃で撃たれました。銃を撃ったとみられる男はその後自殺しましたが、男はマンションの部屋から外にいる人を無差別に狙撃したとみられています。
22日午後3時20分ごろ、首都ワシントンの学校や大使館なども近い住宅街で発砲音が相次ぎました。
外にいた複数の人が銃で撃たれ、少なくとも大人3人と12歳の少女が腕などを撃たれて病院に搬送されましたが、命に別状はありません。
警察は近くのマンションの5階の部屋から発砲があったとみて部屋に踏み込みましたが、その際、中にいた男は自殺したということです。
男は6丁の銃を持っていたほか、現場にはライフルを装着できる三脚もあったということで、警察は男が狙撃手のように部屋から無差別に人を狙って20発以上発砲したとみて調べています。
現場周辺は5時間以上にわたって閉鎖され、武装した警察官が住民の避難誘導を行うなど騒然としました。