さらに
南部のオデーサでも2
日、ミサイル
攻撃があり、ウクライナのゼレンスキー
大統領は、
寮が
破壊されて、14
歳の
少年が
死亡し、17
歳の
少女がけがをしたと
明らかにしました。
一方、ロシア軍に包囲されたマリウポリのアゾフスターリ製鉄所にとどまっていた市民のうち、およそ100人が1日、製鉄所から避難し、ウクライナ軍は2日、一行が南東部のザポリージャに到着したと明らかにしました。
製鉄所からの避難は2日も行われる予定だとされていましたが、マリウポリでロシア軍と抗戦を続けている部隊の担当者は1日、地元テレビ局のインタビューに対し「製鉄所から最初の市民が避難し終わると、ロシア軍は、あらゆる武器を使って攻撃を再開した」と述べました。
2
日に
撮影された
映像では、
製鉄所から
黒い煙が
立ち上り、
何かが
爆発するような
音が
一帯に
鳴り響いている
様子が
確認できます。
また、ICRC=赤十字国際委員会はNHKの取材に対し「現段階で進展があったかどうかについて言えない」などとしていて、2日も避難が行われたのかはわかっていません。
ウクライナのクレバ外相は2日、記者会見で、製鉄所からの避難について「すべてがぜい弱で、いつ崩壊してもおかしくない」と述べていて、さらなる避難が順調に進むのか見通せない状況が続いています。