さらに、製鉄所を拠点としているウクライナの「アゾフ大隊」も6日、SNSに「市民を避難させるための車をロシア軍が攻撃し、兵士1人が死亡し、6人がけがをした」と投稿するなど、避難は難航しているとみられています。
ロシア側が避難のための攻撃の停止期間を7日までとする中、取り残された市民の避難を進められるかどうかが焦点となっています。
アメリカのバイデン政権はりゅう弾砲の砲弾や移動式レーダーシステムの供与など日本円でおよそ195億円相当の追加の支援を発表したほか、ドイツも遠距離からの砲撃が可能な自走式のりゅう弾砲7両を供与すると明らかにしました。 また、G7=主要7か国もロシアの「戦勝記念日」を前に日本時間の9日午前0時から首脳がオンラインの会合を開き、ウクライナ情勢について協議することになりました。 ゼレンスキー大統領も参加する予定で、ウクライナへの支援やロシアへのさらなる制裁などについて協議しロシアへの圧力の強化を打ち出すものとみられます。