フィリピンでは、6年に1度となる大統領選挙の投票が始まっています。世論調査では、過去に独裁体制を敷いたマルコス元大統領の長男・フェルディナンド候補が大きくリードしています。
事前の世論調査では、現在のドゥテルテ政権の継承を訴え、中国との融和姿勢の継続を示しているフェルディナンド・マルコス候補が5割を超える支持を集め、他の候補を大きく引き離しています。
また、反ドゥテルテを掲げる現副大統領のロブレド候補が、どれだけ追い上げるかが注目です。
投票は9日午後7時に締め切られ、大勢は早ければ日本時間の夜にも判明する見通しです。