1日午後1時40分過ぎ川崎市多摩区で「小学校の脇にある川で30代の男性が流された。下流側に流されて姿が見えない」と通報がありました。
警察によりますと、付近では当時、複数の作業員が五反田川の護岸工事の作業をしていて、このうち30代の男性1人が流され、行方が分からなくなっているということです。
NHKのヘリコプターの映像では川の中に黄色の重機とみられるものがあるのが確認できます。
警察と消防が捜索したところ、午後5時20分過ぎ、護岸工事の場所から東に5キロほど離れた川の底で1人が沈んでいるのが見つかりました。
消防が救助にあたるとともに、警察は流された男性の可能性があるとみて確認を進めています。
川崎市には午後1時半過ぎに大雨警報が発表されていました。
近くの住人「怖さを感じた」
近くに住む40代の女性は、「ふだんは流れはとても穏やかで、人が流されるような川ではないと思います。きょうの午後はこのあたりも強い雨が降っていました。急な天気の変化で人が流されるような事故が起きて怖さを感じました」と話していました。