厚生労働省は、男性と女性の働き方について調べました。去年10月に課長やそれより上の管理職になっている人を調べると、女性の割合は12.7%でした。
2009年から調べて、今まででいちばん高くなりました。しかし、13年の間に上がったのは2.5ポイントだけです。
会社の大きさで比べると、いちばん割合が高いのは働く人が10人以上29人以下の会社で、21.3%でした。5000人以上の会社は8.2%で、大きい会社のほうが女性の割合が低くなっていました。
政府は2030年までに、管理職の中で女性の割合を30%以上にしたいと考えています。厚生労働省は「G7の国の中で、日本は女性の割合がいちばん低くなっています。女性の管理職を増やすためには、長い間努力する必要があります」と話しています。