日本大学アメリカンフットボール
部の
男子部員が、
学生寮で
大麻と
覚醒剤を
隠し持っていたとして
逮捕された
事件で、
見つかった
薬物は
いずれも
少量だったことから、
警視庁は
自分で
使う目的だったとみて
使用の
実態や
入手ルートを
調べることにしています。
日本大学の3年生で、アメリカンフットボール部に所属する北畠成文容疑者(21)は、先月6日、東京・中野区にあるアメフト部の寮で、ベッドに備え付けの収納ボックスの中に乾燥大麻と覚醒剤を隠し持っていたとして、5日逮捕されました。
大麻は1回の使用量に満たない0.198グラム、覚醒剤は1回分ほどの量にあたる0.019グラムだったということで、警視庁はいずれも少量のため、自分で使う目的だったとみています。
捜査関係者によりますと、逮捕前の任意の調べに対し、「大麻と認識して持っていた。覚醒剤は使っていない」という趣旨の説明をしていたということで、警視庁は使用の実態や入手ルートの解明を進めるとともに、ほかの部員らの関与がないかどうかについても調べることにしています。