拿捕について29
日午前、
漁協の
風無成一組合長が
記者団の
取材に
応じ「
全く不当な
話だ。
日本の
排他的経済水域で
操業していたのに
連行するとは
遺憾だ」と
述べました。
そのうえで「全く予定のない所へ行ってしまったので不安だ。早く帰ってきてほしい」と述べ、速やかに乗組員と船が解放されるよう、国や北海道などと協議していく考えを示しました。
漁協によりますと、漁船には船長など14人が乗っていますが、漁協への連絡は入っていないということです。
一方、ロシア側は、拿捕の理由について「ロシアの排他的経済水域で操業していた。警告射撃したうえで停船させ、検査した結果、船内からは複数の種類のカニなどが見つかった」としています。
第1管区海上保安本部によりますと、漁船は停船を求められた際、信号弾や催涙弾のようなものを撃たれたという情報もあるということで、現場海域に巡視船を派遣して確認を進めています。