「SIMロック」は携帯電話端末を自社回線でしか使用できないよう制限するもので、端末を購入した人が代金を払わずに持ち逃げするような不正行為を防ぐ目的で携帯大手が設定しています。携帯会社を乗り換える際にロックを解除する手続きが必要となることから、「乗り換えのハードルになっている」と指摘されていました。
28日、総務省がまとめたガイドラインによりますと、今年10月からは原則「SIMロック」を禁止する一方で、本人確認を徹底するなど別のやり方で対応することを携帯各社に求めるということです。総務省は、「SIMロック」の原則禁止で携帯会社を乗り換えやすくすることで、価格競争を促したい考えです。