菅総理大臣は、G7サミット=
主要7
か国首脳会議に
出席するため、まもなくイギリスに
向けて
出発します。
これに先だって、菅総理大臣は記者団に対し、新型コロナウイルス対策や気候変動などの課題について日本の立場を説明し、サミットの議論に貢献したいという考えを示しました。
菅総理大臣は、今月11日から13日にかけて、イギリス南西部のコーンウォールで開かれるG7サミット=主要7か国首脳会議に出席するため、10日夜、イギリスに向けて出発します。
これに先だって、菅総理大臣は、総理大臣官邸で記者団に対し「今回のG7サミットでは、新型コロナ対策、気候変動、経済、地域情勢といった重要な課題について、普遍的価値を共有するG7のリーダーと率直な議論をして、その中で日本の立場を説明し、サミットの議論に貢献したい」と述べました。
また、東京オリンピック・パラリンピックについて「感染対策を徹底し、安全・安心の大会を実現する。こうしたことを説明して、理解を得たいと思う」と述べました。
G7サミットが対面で行われるのは2年ぶりで、菅総理大臣にとっては、去年9月の就任以来、初めて臨む対面での国際会議となります。
今回のサミットでは、新型コロナウイルス対策や気候変動のほか、覇権主義的な行動を強める中国をめぐって議論が行われる見通しで、民主主義や法の支配といった基本的価値を共有するG7として、どのようなメッセージを打ち出すのかが焦点となります。
菅首相が搭乗予定の政府専用機に不具合
政府関係者によりますと、イギリスで開かれるG7サミットに出席するため菅総理大臣が搭乗する予定の政府専用機の機材に不具合が見つかり、機体の変更を検討しているということです。