国連のWMOは、地球の気温を上げるガスの去年の濃度を調べて結果を発表しました。二酸化炭素が415.7ppm、メタンが1908ppb、一酸化二窒素が334.5ppbでした。どのガスの濃度も、1984年に調べ始めてから最も高くなりました。メタンは1年の増え方が、今までで最も多くなりました。
はっきりした原因はわかっていませんが、WMOは、気象が原因かもしれないと考えています。熱帯の雨が多くなってメタンを出す微生物の活動が増えた可能性があると考えています。
気象庁は「地球の温暖化が原因でひどい雨などの災害が増えています。地球の気温が上がらないようにもっと努力する必要があります」と話しています。