韓国で10月29日の夜、ソウルの中心にあるイテウォンで、たくさんの若い人が亡くなる事故がありました。31日の朝までに、154人が亡くなって、130人以上がけがをしたことがわかっています。事故があった場所は坂になっている狭い道で、ハロウィーンを楽しむために若い人が集まっていました。大勢の人が坂の下にいる人に重なるように倒れて、事故になったようです。
日本の政府によると、この事故で日本人の若い女性が2人亡くなりました。1人は、ソウルに留学していた26歳の女性です。この女性の父親は「娘は韓国で仕事などいろいろなことをしたいと言って、韓国語の勉強をしていました。本当に残念です」と話していました。
韓国の警察は、事故の原因や、市などが事故に気をつけていたかどうかを調べると言っています。