KDDIは、ことし7
月の
大規模な
通信障害を
受けて、
再発防止に
向けた
取り組みを
強化するため、
今後3
年間で500
億円を
投資する
方針を
固めました。
障害に
迅速に
対応するための
通信機器の
入れ替えや、
自動で
障害を
検知するAIの
開発などを
行います。
ことし7月のKDDIの通信障害では、全国で2日半以上にわたって音声通話やデータ通信が利用しづらくなって、延べ3091万人以上の利用者に影響が及び、総務省は会社に対し再発防止を指示する行政指導を行いました。
これを受けて、KDDIは再発防止に向けた取り組みを強化するため、今後3年間で500億円を投資する方針を固めました。
具体的には、障害が発生した時に原因の特定やバックアップ設備への切り替えを迅速にできるよう、通信ネットワークに使われている機器の入れ替えを進めるとしています。
また、AI=人工知能を活用して障害の原因をいち早く特定し、復旧作業を自動化する技術開発を行うとしています。
さらにことし7月の通信障害では、利用者への情報提供が不十分だという指摘も受けたことから、社内横断的な広報チームを新たに立ち上げることにしています。