北朝鮮が
弾道ミサイルを
相次いで
発射する
中、アメリカ
国務省は3
日、シンガポール
人の
男が
北朝鮮による
大量破壊兵器開発の
支援に
関わったとして、
この男に関する情報の
提供に、
最大で500
万ドル、
日本円にして7
億4000
万円の
報奨金を
支払うと
発表しました。
国連安保理の決議は、北朝鮮に対し輸入できる石油製品の量を年間50万バレルに制限したうえで、海上で積み荷を移す「瀬取り」を禁止しています。
国務省によりますと、この男は北朝鮮に石油製品を直接運び込んだり「瀬取り」の手口で引き渡したりする作業に関わり、2019年には2億2000万円相当の密輸に関わったということです。
国務省の高官は記者会見の中で「北朝鮮は外国での活動から資金を獲得し、弾道ミサイルを含む大量破壊兵器の開発を支えている」と述べ、資金源を断ち制裁回避を防ぐことで、北朝鮮の挑発行為に歯止めをかけたいという考えを強調しました。