米配車サービス大手ウーバーが1日に発表した今年7~9月期の決算は、売上高が前年同期比72%増の83億ドル(約1兆2000億円)と好調でした。
このうちライドシェアを含む移動部門の売上高は、前年同期比73%増の38億ドル。利用件数は同19%増の19億5000件で、1日当たりの平均は2100万件に達しました。
料理宅配部門「イーツ」の売上高は前年同期比24%増の28億ドルでした。
コスロシャヒ最高経営責任者(CEO)は決算発表に際し、「マクロ経済の環境が引き続き先行き不透明な中でも、ウーバーの中核事業は絶好調だ」と述べました。
純損益は12億ドルの赤字となったが、同社は投資が主な理由だと説明しました。
決算発表を受け、ウーバーの株価はこの日、通常取引前の時間外取引で10%あまり上昇しました。